腸活がブームになっていますが、腸活をしているのに、「便秘が改善しない」「お腹のハリが取れない」そんな声をよく耳にします。

実は、腸が動くために欠かせないのは、リラックスする時間。腸の蠕動(ぜんどう)運動を促しているのは副交感神経だからです。
蠕動運動とは、消化管の壁が収縮と弛緩を繰り返すことで、食べ物や内容物を肛門の方へ押し進める運動のことです。
つまり、交感神経が優位なままでは、どんなに「腸活食材」を取り入れても腸はうまく働いてくれず、便秘は解消されないまま・・・。
この現象が、現代人にはよく起こってしまっています。
1. 交感神経が優位だと、腸は動かない
ストレスや緊張、スマホ時間の多さ、寝る直前まで止まらない思考。
これらはすべて、私たちの体を「戦う・頑張るモード」である交感神経優位の状態にしてしまいます。
あなたはどうでしょうか?
1日中、常に何かを考えていたり、気づいたらスマホを触っていたりしませんか?
そんな日が続くと、体はずっと交感神経優位に。
すると、血流は筋肉や脳に優先的に送られ、消化器官へのエネルギー供給は後回しになります。
その結果、腸の蠕動運動が鈍くなり、便秘やお腹のハリにつながっていきます。
実は私も、昔はこのタイプでした。常に何かに追われて、気づけば呼吸が浅く、いくら発酵食品を食べても、全然スッキリしなかったんです・・・。
「腸活がうまくいかない」人の多くは、腸そのものよりも自律神経のバランスに原因があります。
腸は“リラックスの神経”=副交感神経が優位になったときにこそ、本来の力を発揮する臓器。
2. “ゆるむ”という腸活

腸を動かすためにまず必要なのは、
リラックスする時間を意識的につくること。
・ 深くゆるやかな呼吸をする
・ 寝る前にスマホを置いて照明を落とす
・ 温かい味噌汁を“ゆっくり”飲む
たったそれだけで、副交感神経が優位になり、
腸は自然と“動けるモード”に戻ります。
裏を返せば・・・
・忙しさや緊張、ストレスで常に浅い呼吸
・ 寝る前にスマホ(交感神経が優位なまま眠る)
・ なにもかも急いでる、時間に余裕がない
という方は、腸は微動だにしません。
「ああ、だからかぁ」と気付いた方は、素晴らしいです。知ることでカラダはどんどん変わっていきますよ。
3. 腸が喜ぶ食べ方のコツ
腸活には、副交感神経を優位にする時間が必要ですが、食事面では、発酵食品を摂るときは、その“えさ”となる食物繊維を一緒に摂りましょう。
海藻類、きのこ類、野菜を組み合わせると、腸内環境がぐっと整いやすくなります。

たとえば、
・わかめと豆腐の味噌汁
・きのこのお浸し+納豆
・ぬか漬け+根菜のスープ
特別な腸活食材は正直不要です。基本的なことを「ゆるく続けること」が腸内環境を整えるいちばんの近道です。
まとめ
腸活の成功ポイントは、“何を食べるか”に加え、“どう過ごすか”を意識することです。心がふっとゆるめば、腸も自然と動き出します。
忙しくて時間がない方でも、スマホから目を離して、目を閉じて、ふーっと息を吐く練習を始めてみましょう。
その一瞬のゆるみが、副交感神経をオンにし、腸の動きを呼び覚まします。
こんなに腸活頑張ってたのに、これだけで!?という驚きの変化をぜひ感じてみてくださいね。
◎“ゆるめる”を無理なく実践していくために、「タフ活」では、呼吸法・ストレッチ・ヨガ・トレーニングのレッスンをしています。
“自分を整える習慣”を一緒に育てていきましょう。


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